祭事

国指定文化財

重要文化財

三嶋大社矢田部家文書 592点

展示中の「三嶋大社矢田部家文書」

写真は江戸時代後期に、独立した古文書を巻子状にまとめたもの。
足利尊氏、足利直義の古文書部分(南北朝時代)がみえている。

解説

三嶋大社宝物館では、三嶋大社所蔵の古文書、宮司矢田部家所蔵の古文書(寄託文書)を架蔵しています。この文書群のうち、近世以前の古文書、三嶋大社所蔵分155点、宮司矢田部家所蔵分437点、総計592点が重要文化財に指定されています。三嶋大社と矢田部家が密接不可分であることから、法人と個人所蔵の文書が一括指定されたもので、こうした例は、この文書群についてが唯一の事例です。

所蔵文書個々を指す場合、それぞれ、「三嶋大社所蔵文書」、「矢田部家所蔵文書」といった呼び方をしますが、重要文化財指定名を指す場合は、「三嶋大社矢田部家文書」と呼びます。

中世文書では、源頼朝・北条時政ら鎌倉期の武将、足利尊氏・足利直義ら南北朝期の武将らの寄進文書が目を引きます。近世文書には、神社の祭祀・経営に関わる文書が多く、江戸時代の三嶋大社および三島地域の歴史をみる上で、重要な資料となっています。

重文「三嶋大社矢田部家文書」抜粋 (以下、重文文書の画像紹介、解説などを増やしていきます
平安・鎌倉時代の古文書(a)
南北朝時代の古文書(b)
室町時代の古文書(c)
戦国時代の古文書(d)
江戸時代の古文書(e)
古絵図類(f)
日記類(g)