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本殿の彫刻「吉備真備 囲碁の図」

第2回の今回お話しするのは、向拝(御本殿南面、御賽銭箱上部)にある蟇股(かえるまた)にある彫刻のうち、向かって右側の「吉備真備(きびのまきび)囲碁の図」。

本殿の彫刻「吉備真備 囲碁の図」

吉備真備は遣唐使として唐に渡り、多くの知識や書物を日本に伝えたことで有名だが、帰朝後朝廷に献じた多くの書物の中でも、当大社と特に関わりの深い物は、暦学・こよみに関する物である。
この彫刻は唐の名人と囲碁を打って勝ったときの様子を彫った物であり、この勝負に勝ったことよって、暦学の書を日本に持ち帰ることを許されたと伝えられる。

吉備真備
奈良時代の学者・廷臣で、本姓は下道真吉備(しもつみちまきび)という(693~775)。716年遣唐留学生として入唐、735年帰国。孝謙天皇の信任を受け、遣唐副史として再び渡唐、その文明を伝え、大学釈たいの礼を定め、律令を算定。従二位右大臣に累進。世に吉備大臣という。

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