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本殿の彫刻「手挟の彫刻」

本殿の手挟には、「水呑虎(みずのみとら)の図」、「楊貴妃(ようきひ)の図」、「子持虎の図」、「騎龍生(きりゅうしょう)の図」、「謝自然(しゃしぜん)の図」、「麒麟(きりん)の図」、「弄玉(ろうぎょく)の図」、「簫史(しょうし)の図」が施されています。
中国の故事による題材が多く用いられています。

「水呑虎(みずのみとら)の図」

「水呑虎(みずのみとら)の図」

虎は森林や竹林の水辺に住む猛獣で、昔から多くの題材にされ、親しまれている動物です。

「楊貴妃(ようきひ)の図」

楊貴妃は、唐の玄宗皇帝の皇后で絶世の美人であったと伝えられる。この図は貴妃が楽器を奏でる図です。

皇帝と貴妃のことは唐の詩人白楽天の長恨歌で有名であるが、皇帝は貴妃におぼれて政治を顧みなくなり、国は乱れて戦乱が起こり、貴妃は蜀へ向かう途中兵士に殺害されその一生を閉じています。

「子持虎の図」

子供を大事にしない動物はありませんが、昔から虎は特に子を大事にするといわれています。自然の中での子育ては容易ではありません。

「騎龍生(きりゅうしょう)の図」

昔から龍虎と並んで絵画や彫刻の題材に多く用いられており、当大社の彫刻の中にも多く見られます。

龍は水神としてあがめられ、雲を呼んで雨を降らすと伝えられ、農業者にとってはもっとも大切に考えられて、信仰されてきました。

「謝自然(しゃしぜん)の図」

謝自然は唐代華陽の人、幼いときから道教を学び、書や文に優れ、長じては貞女の誉れ高い人と伝えられます。

「麒麟(きりん)の図」

「麒麟(きりん)の図

想像上の動物で、ビールの商標でおなじみでしょうか。頭上に角があり、胴は鹿に似て、蹄は馬に、尾は牛に似て、体毛は黄色で特に背中の毛は、青・碧黄・赤・紫である。

「弄玉(ろうぎょく)の図」

「弄玉(ろうぎょく)の図」

弄玉は秦のほく公の娘、で簫史(後述)と結婚して彼に笛を習い、大変上達して鳳凰(ほうおう)を呼び寄せたと伝えられている。後に弄玉は呼び寄せた鳳に乗って昇天したといわれます。

「簫史(しょうし)の図」

簫史(しょうし)の図

竹製の笛、簫(しょう)の名人で、孔雀や鶴を呼び寄せたと伝える。弄玉と結婚して笛を教え、やがて鳳凰を呼び寄せることが出来るようになり、弄玉は鳳に乗り、簫は龍に乗って昇天した。

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