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本殿の彫刻「山幸彦の図(其之二)」

拝殿向かって右の床の脇障子

今回は、前回に続き 海幸彦・山幸彦の名で親しまれている神話をお話しします。
下の写真は向かって右の脇障子、山幸彦が綿津見神の宮から帰るところの図です。

本殿の彫刻「山幸彦の図(其之一)」

失った兄・海幸彦(うみさちひこ)の鉤(つりばり)を求め、塩推神(しおつちのかみ)の知恵を借りて、海神の宮まで来たはずの山幸彦(やまさちひこ:火遠理命)であったが、海神に認められ、その娘 豊玉毘売命(とよたまひめのみこと)と結婚し、幸せな時を過ごしていました。

3年がたったある夜、兄の鉤を失ったことを思い出した命は大変歎き、その様子を心配した豊玉毘売命が父神である海神(綿津見神)に相談したのでした。

海神はその理由を命に尋ね、鉤を失って探していることを知ると、すぐに魚という魚を悉く集めて鉤を取った魚があるかを調べだしました。すると、鉤があって物を食べられないと言う赤鯛が居ることが判りました。

喉を調べ、鉤を取りだして見てみると、ありました。山幸彦が3年前に無くした鉤です。

山幸彦の人となりの良さを知っている海神は、その鉤をよく洗って命に奉り、また塩乾珠(しおひるたま)、塩盈珠(しおみつるたま)を授け、和邇魚(わに)どもを集めて一日で命を送り還したのでした。

国に戻った山幸彦は塩乾珠、塩盈珠を用いてよくその国を治めた伝えられます。

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