
初詣の参拝者でいっぱいの境内に鳴り響く初太鼓に始まり、全ての人がこの1年幸福でありますよう斎行されます。尚、この祭典にあわせ、一番祈祷も執り行われます。
元旦早暁、皇室の弥栄と国の隆昌、氏子崇敬者を始め広く天下万民の幸福を祈る年初の祭。
祭典後、神宮・宮中三殿(賢所・神殿・皇霊殿)、及び御神蹟を偲びつつ、
我が大神と后神・御子神を元祀する伊豆七島を遙拝します。
末社 東五社にある酒神社の例祭。三島酒販協同組合の奉納による振舞酒、地酒販売が行われます。
【静岡県無形文化財指定】
1月7日午後1時より、御殿にて田祭(たまつり)が斎行され、引き続き舞殿では、静岡県無形民俗文化財に指定されている「お田打ち神事」が行われます。「お田打ち神事」の起源は古く、平安時代ともされ、鎌倉時代になると盛んに行われたと考えられています。その後、室町時代には狂言形式の芸能として調えられたと考えられます。
白いお面を付けた舅(しゅうと)の穂長(ほなが)がその年の恵方(えほう)から登場し、黒いお面を付けた婿の福太郎(ふくたろう)とともに、苗代所の選定から種まき、鳥追いまでの稲作行事を狂言風に演じます。「お田打ち神事」のように、年頭に当たって、その年の五穀豊穣、天下泰平を祈る神事のことを予祝神事(よしゅくしんじ)といいます。当日は、神事に続いて、紅白の小餅や種もみがまかれ、これらと共に「福」を授かろうと、大勢の参拝者でにぎわいます。
このお田打ちに登場する「福太郎」は、神事における役割と、その名前から、福を授けるものとして、「福の種蒔く福太郎」と呼ばれ、親しまれています。今日、そのお顔は おもち にもなって、めしあがる多くの人々に福を授けています。
別名どんど焼き。
正月にかかげられた〆飾(しめかざり)等を、ご神火をもって焚き上げる神事。三嶋大社崇敬会事業推進委員会の奉仕により執り行われます。
年の始めに、世の邪悪を射そけ祓い、また人々の悪疫退散を祈る祭。
本殿における祭儀に続き流鏑馬馬場に設けられた射場にて、弓太郎以下6人の射手が33間先の5尺8寸の大的にむけ2射づつ3回36筋の矢を放つ。
古式により終始無言で粛然と行われる森厳な神事である。神事後の大的は災難除のお守りとなる。
厄を祓い、開運を祈る祭.。午後1時の祭典の後に、年男による豆まきがあります。また、午後4時からは追儺祭(ついなさい)・鳴弦式(めいげんしき)が行われ、新しい季節を迎えるにあたり、厄災を祓います。
現在は2月の立春の前の日だけを指すようになっている「節分」の語は、本来立春・立夏・立秋・立冬それぞれの前の日を指すことばでした。
また立春をもって1年があらたまる、と言う考えから、立春前の節分を大晦日になぞらえることもあります。宮中では大晦日の夜に、疫病・災難のもとである悪鬼を退散させる追儺行事が行われていました。
このため、立春前の節分の日に悪鬼を追い払う行事が起こり、現在の豆まきのような形となりました。
三嶋大社でも節分祭をはじめ、年男による豆まきや、追儺祭、鳴弦式等の節分行事が行われます。
一年間使用して、折れたり曲がったりした針を納めて、針に感謝する祭。
針の恩恵に浴する方多数参拝のもと執り行われ、裁縫の上達が祈願されます。
社頭の淡島神を参拝し、針を塚に納めます。
神武天皇が橿原の宮において御即位された日(新暦により換算)にあたり、
我が国の建国を祝う祭。
祭典後、東部建国記念の日奉祝会が主催となり、建国記念の日奉祝行事が行われます。
祈年祭(きねんさい)は「としごいのまつり」とも云われ、その年の五穀豊穣を祈る祭。
今日では農業のみならず、商業、工業などあらゆる産業の繁栄を祈る祭として斎行されています。
今上陛下の御誕生を祝い、聖寿の万歳を祈るお祭。
3月3日「上巳節句(じょうしのせっく)」は、一般に「桃節句」と呼ばれています。この日は、もともと不浄の祓い、招魂の行事が行われていましたが、現在では主に女児の健康祈願の日として定着しています。このお祭では、普段の榊に変えて、紅白の桃の枝で八乙女の舞が奉納されます。
神前に、よもぎ、菱餅、及び、神酒には桃の花を添えて、たてまつります。
東海道に面し、下田街道の起点に位置する三嶋大社では、交通安全・旅行安全の信仰が篤く、新車の交通安全祈祷を受ける崇敬者も数多くあります。
子供達の健康と健やかな成長を祈り行われます。祭典に先立っては、午後1時から、商店街から大社に向かってお稚児さんたちが巡行します。
祭典が終了した後、舞殿にて稚児舞の奉奏があります。かわいいお稚児さんによる舞の奉納です。
子供達の健康と健やかな成長を祈り行われます。祭典に先立っては、午後1時から、商店街から大社に向かってお稚児さんたちが巡行します。
祭典が終了した後、舞殿にて稚児舞の奉奏があります。かわいいお稚児さんによる舞の奉納です。
昭和24年より始められ、三島市在住75歳以上の高齢者をお招きし、健康祈願祭が執行われます。
5月5日は子供の日。
御神前にはショウブのお酒や、ちまき、柏餅などをお供えし、お子さまの健やかな成長を祈願する端午祭が斎行されます。また、端午祭に併せて、大社にて命名いたしました満1歳から3歳までのお子さまを対象に、健康祈願祭を執り行います。
祭典後には、市内在住の先生による無料健康診断があり、皆様にお守りとお菓子を授与いたしております。
「夏越大祓(なごしのおおはらえ)」ともいわれる、半年の節目の日に罪けがれを祓い、残り半年に備える儀式。人形(ひとがた)の祓いに併せ、茅の輪神事も行われます。
三嶋大社では、半年の節目である6月30日と、1年の最後12月31日の両日、大祓式(おおはらえしき)が執り行われます。それぞれ、夏越大祓(なごしのおおはらえ)、師走大祓(しわすのおおはらえ)と呼ばれています。
この大祓とは、日常生活において知らず知らずのうちに犯している罪やけがれを、半年ごとに祓い清め、清らかな身に立ち返らんとする神事で、日本古来の伝統行事です。
これらの罪・けがれを託す人形(ひとがた)には、家族一人一人の名前、生年月日を書き、体をなで息を三度吹きかけます。この人形(ひとがた)がご家族の身代わりとなり、「大祓詞(おおはらえことば)」の奏上、「裂布(れっぷ)」「解縄(ときなわ)」の神事を通して祓い清められます。
大祓はどなたでも参加いただけます。ご希望の方には、人形神事のご案内をお送り致しますので、社務所までお問い合わせ下さい。
三嶋大社の鬼門除の神様として知られる八坂大神を三嶋大社に奉安し(7月8日)、7日間祭祀を厳修した後、市内を巡行して町内安全・疫病鎮護の祈願を行います。
賀茂川神社から八坂大神の御霊が遷座。1週間三嶋大社でお祀りします。
裏千家一樹会渡辺宗契社中による献茶式が行われます。御神前での神事が終わり、席主のお手前が始まると舞殿は張りつめた空気に包まれます。
神事のあとは、境内の茶席で呈茶を行います。冷たい「おうす」が振る舞われますので、御参拝のおりには、ぜひお立ち寄り下さい。
間眠(まどろみ)神社氏子総代による菅の奉納。
神様の茣蓙(ござ)を新調して献上するなごりと伝えられます。
宵宮祭に併せて、例祭期間中の三嶋大社社頭を彩る御神灯の献灯奉告祭が斎行されます。
千灯におよぶ御神灯は、御神灯世話人会の方々のご奉仕により、氏子崇敬者の御奉納をうけて献灯されます。
年間を通して行われる恒例120回の祭典の中で、最も重儀な祭典。
宮司以下神職全員が精進潔斎の参籠をし、古儀に基づいた禊ぎ(みそぎ)を行います。神前には、海・山の幸、季節の品々を心を込めてお供えし、笛や太鼓で楽を奏で優美な巫女舞を奉納し、御祭儀を奉仕します。
古くは、旧暦の8月の2の酉の日に大祭を斎行していましたが、明治4年に官幣大社に列格されてより、8月16日を例祭日として今日に至っています。
例祭期間3日間は、30万人以上の人出が予想され、市内一円が祭一色で彩られます。
「天地のかみにぞ祈る朝凪の海のごとくに波たたぬ世を」
世界の平和を祈られた昭和天皇の御製を神楽にした浦安の舞は、琴姫の奏でる優雅な調べにのせて、平安朝の装束を身にまとった4人の舞姫により奉奏されます。
清澄にして優雅な浦安の舞に対し、人長舞は静々と、そして荘重に奉納されます。日々鍛練を重ねた神職によって平安時代の手振りさながら奉納されます。
伊豆に流されていた源頼朝が深く三嶋大社を崇敬していたことは広く知られる所です。
この頼朝公旗挙出陣式は、源頼朝が、治承4年(1180)8月17日、三嶋大社祭礼の夜(18日未明)に挙兵し、初戦に勝利を得た故事に習い、万民和楽を願い行われます。
本殿にて奉告祭、舞殿前では出陣式を執り行い、次いで市中パレードが行われます。
除災招福を願って三島の夜を飾る、人と火の競演。その噴煙が諸々の厄を祓い、福を呼ぶとされ、崇敬会員により奉納されます。ゴーゴーと吹き上げられる絢爛豪華な花火をお楽しみ下さい。
手筒花火は通常の打ち上げ花火と違い、モウソウ竹に荒縄を巻き付けた花火筒を、脇に抱え、手に持って吹き上げます。大筒花火の場合、火炎は10メートル近くにおよびます。危険と隣り合わせのため制作した者以外は、打ち上げることを禁じられています。
神事の終わった手筒は、除災招福の御守りとして奉納者に授与されます。
崇敬会員参列のもと、会の発展と会員全ての家内安全が祈られ、金弊の儀により大明神様の御恵をいただきます。
大祭参列の後は、会員懇親の直会(なおらい)があり、午後からは崇敬会奉納の流鏑馬神事を特別席で御覧いただきます。
全速力で馬場を駆け抜ける馬上から、3か所の的を次々と射抜く、勇壮な神事。
平安時代から行われていたと考えられています。明治初頭に一時中断しましたが、崇敬会発足10周年を記念して復活。三嶋大社崇敬会の奉納により行われています。
800年をこえる歴史を持ち、天下泰平・五穀豊穣を祈るこの神事は、現在、武田流一門により行われます。
昭和9年天然記念物に指定された当大社金木犀の満開にあわせて斎行されます。
樹霊を和め、芳香をめでる「夕べ」が催され、雅楽、箏楽等が奉奏されます。
神嘗祭は伊勢の神宮における大祭で、その年に収穫された新穀等を由貴の大御饌として宵暁の二度豊受大神宮・皇大神宮にお供えします。
この神嘗祭を言祝ぎ全国の神社においても斎行されるのが「神嘗奉祝祭」です。
三嶋大社境内に鎮座する伊豆魂神社は、伊豆一円の戦没英霊2375柱を祀るお社。
伊豆魂奉賛会の主催により、遺族を招き、慰霊祭を斎行しています。祭典終了後は余興等で英霊をお慰めするとともに、遺族の方々にはゆったりとした楽しい一日をお過ごしいただいています。
7歳・5歳・3歳の節目に、子供の成長を感謝し今後のすこやかな成長を祈る祭典。
古くは11月の二の酉の日に行われた大祭で、その年の五穀豊穣に感謝する収穫祭。
新穀に感謝する収穫祭で、大神様にその年に収穫された新穀並びに新穀で醸した新酒(白酒・清酒)をお供えします。
その年の五穀豊穣を祈る春の祈年祭に対し、秋の感謝の祭にあたります。
尚、年ごとの新嘗祭に対し、天皇即位後初めて行われるこの祭は大嘗祭と称します。
お正月を迎えるにあたり、新しい注連縄が奉製されます。
長さ約6メートル、太さ約2メートル、重さ約400キロになる総門の大注連縄他25本。
20日のすす払いの後、各所に取り付けられ新年を迎えます。
新年を迎えるにあたり、一年間の罪けがれを人形(ひとがた)に託して祓い清める神事。
三嶋大社では、半年の節目である6月30日と、1年の最後12月31日の両日、大祓式(おおはらえしき)が執り行われます。
それぞれ、夏越大祓(なごしのおおはらえ)、師走大祓(しわすのおおはらえ)と呼ばれています。
この大祓とは、日常生活において知らず知らずのうちに犯している罪やけがれを、半年ごとに祓い清め、清らかな身に立ち返らんとする神事で、日本古来の伝統行事です。これらの罪・けがれを託す人形(ひとがた)には、家族一人一人の名前、生年月日を書き、体をなで息を三度吹きかけます。この人形(ひとがた)がご家族の身代わりとなり、「大祓詞(おおはらえことば)」の奏上、「裂布(れっぷ)」「解縄(ときなわ)」の神事を通して祓い清められます。
大祓式終了後、大祓神札並びに、元旦早暁にご家族の安泰と繁栄を祈念した元旦神札を、ご参加の方にお送りいたしております。
大祓はどなたでも参加いただけます。ご希望の方には、人形神事のご案内をお送り致しますので、社務所までお問い合わせ下さい。