「福太郎」は、“こしあん”でくるんだ草餅です。餅米も小豆も厳選。
さわやかな甘さと、自然の香りいっぱいです。
また、おもちは命を強化する食物です。
草餅に含まれるヨモギは、古来より邪気を払うとされ、野草の中でも滋養に富み、特にカルシウムの保留量の多いことで知られております。
福太郎の由来
1月7日午後1時より、御殿にて田祭(たまつり)が斎行され、引き続き舞殿では、静岡県無形民俗文化財に指定されている「お田打ち神事」が行われます。 「お田打ち神事」の起源は古く、平安時代ともされ、鎌倉時代になると盛んに行われたと考えられています。その後、室町時代には狂言形式の芸能として調えられたと考えられます。白いお面を付けた舅(しゅうと)の穂長(ほなが)がその年の恵方(えほう)から登場し、黒いお面を付けた婿の福太郎(ふくたろう)とともに、苗代所の選定から種まき、鳥追いまでの稲作行事を狂言風に演じます。「お田打ち神事」のように、年頭に当たって、その年の五穀豊穣、天下泰平を祈る神事のことを予祝神事(よしゅくしんじ)といいます。
当日は、神事に続いて、紅白の小餅や種もみがまかれ、これらと共に「福」を授かろうと、大勢の参拝者でにぎわいます。
このお田打ちに登場する「福太郎」は、神事における役割と、その名前から、福を授けるものとして、「福の種蒔く福太郎」と呼ばれ、親しまれています。
今日、そのお顔は おもち にもなって、めしあがる多くの人々に福を授けています。
お問い合わせ
福太郎本舗
住所:静岡県三島市大宮町2-1-5
電話:055(981)2900
営業時間:平日 午前8時~午後4時30分
土日祝日 午前8時~午後4時45分
※休みはありません